北陸に移住を考えているあなたへ

移住してきたからこそわかる、富山の良さ

北陸在住ママライター 東

はじめに

富山と聞いてどんなイメージが思い浮かぶでしょうか?
北陸だったっけ?魚がおいしそう!豪雪地帯…?
でも正直パッと浮かばない…
といった具合でしょうか。

5年前、私が東京から富山に移住することになった時には、まさに、日本地図で場所を調べるところから始まりました。
移住といっても、転職先が富山だったという経緯で、富山についての知識も、暮らす場所としての期待も何もない状態でした。

東京に戻る選択肢だっていくらでもあった私が、どうして富山で暮らしていくことを選んだのか…

居心地がいいからと言ってしまえばひと言で済むのですが、暮らしてみて初めてわかる良さが富山にはたくさんあったのです。
そんな私が考える富山の魅力を、移住者目線で紐解いていきたいと思います。

Iターン・Uターンに興味のある方、富山ってどんなところ?と気になった方に、少しでも参考になれば幸いです。

山がきれい、それだけでいい

富山の魅力といえば、まず挙げられるのが壮大な自然です。
しかも、単純に自然がいっぱい!というのではなく、そのダイナミズムが日常の中にあることこそが富山の豊かさを特徴づけているのではないでしょうか。

富山の東部には3000m級の山々が連なる立山連峰が鎮座しています。
その姿を初めて目にした時は衝撃を受けました。

春夏秋冬様々な表情を見せる立山連峰。とりわけ、冬のパキッと晴れた日の澄んだ空に映える、冠雪した山の美しさと言ったら…何度見ても、毎回新しい感動が待っています。
特に驚きだったのは、普段生活している街のあらゆるところに、立山連峰が景色の一部として存在していることでした。

さらに、北部には富山湾が広がり、山から海へと流れていく雪解け水は、川や湧水、田んぼの用水となって常に豊かな水の流れを感じさせてくれます。

実際暮らしてみて実感しているのですが、自然が近くにあるということは本当に心を豊かにしてくれます。
山がきれい、ただそれだけで幸せな気持ちになれるのです。


山、海、田んぼ、水の流れ…ずっとここで暮らしている人にとってはなんでもない風景でも、そんな日常の風景が極上であると感じられることは、移住してきたからこその特権かもしれません。

作り手を感じられる食の豊かさ

豊かな自然環境のおかげで、様々な食材にも恵まれているのが富山。

「天然のいけす」ともいわれる富山湾には、山からの新鮮で栄養豊富な水が流れ込み、たくさんの種類の魚が集まってきます。
日本海の荒波を乗り越えてきた魚は身が引き締まり、おいしさもピカイチ。

さらに、雪解け水は地下水となって肥沃な大地を生み出し、その豊かな土壌でおいしいお米や野菜、果物が育まれ、山では様々な山菜が獲れます。

海、里、山の距離が近いおかげで、これらの様々な食材を新鮮なままに味わうことができるのです。

富山に来て初めて、食の豊かさの背景にある自然環境の大切さを深く知り、何よりも、生産者の存在を本当に身近に感じられようになりました。

作り手の存在を感じることで、食への愛着や安心感が湧き、より一層食卓に彩りを与えてくれるのです。

よそ者だからこそ、感じたこと

私がその土地に惹かれる最大の理由のひとつが「人」。
その土地が好きで、そこに暮らしていることを誇りに思っている人たちを見ると、あぁ私もこうありたいと願わずにはいられなくなります。

「富山には何もない」というのは富山の人たちの常套句。
しかし、そんなことを言いながらも実は地元大好きなのが見え隠れしているのです。

伝統文化を大切にし、祭りともなると地域総出で大盛り上がり。
新米や新酒、季節ごとの食を楽しみ、立山連峰がきれいに見えた日には、SNSのタイムラインは友人たちの山の写真で埋め尽くされます。

富山に暮らす人々は、豊かさがあまりにも身近にありすぎて意識せず、それでもその日常を心地よく暮らし、心の底ではここの住人であることを誇りに思っているように私には感じられるのです。

些細な日常が豊かであり、ここに暮らす人々の大好きという気持ちが伝わってくる。
そんな、じんわり染み入るような心地よさが富山には溢れているのです。
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