4月10日開催!オンラインによるインターンシップ

「“本田圭佑”オーナーのサッカークラブの可能性をGD(グループディスカッション)」の開催報告!

2022年4月10日(日)にウガンダサッカークラブについての課題解決型インターンシップをオンライン開催しました!
こちらのイベントはサッカークラブ運営に関するディスカッションを行うプログラムです。

この記事では、インターシップの様子を参加者の目線で紹介します!

どんなことをしたの?

2022年4月10日(日)にウガンダサッカークラブについての課題解決型インターンシップをオンライン開催しました!
こちらのイベントはウガンダで活動しているサッカークラブ運営について、どのような取り組みをすればクラブの魅力が伝わるのか、また継続的にチームを運営するためにはどうしたらいいのか、参加したメンバーでディスカッションを行いました。


大場由太さんが代表を務めるウガンダのプロサッカークラブ運営会社である「SOLTILO UGANDA Ltd.(ソルティーロウガンダリミテッド)」は東アフリカのウガンダ共和国でプロサッカークラブ「SOLTILO Bright Stars FC」を運営しています。2017年に地元クラブを買収し、現地法人のSOLTILO UGANDAが運営を始めました。


オンラインでのディスカッションってどんなことをしたの?

当日の流れをまとめると次のようになります。

・「SOLTILO UGANDA Ltd.」代表の大場由太さんより、イベントの趣旨や会社の説明を聞く
・3人〜4人からなる3つのグループに分かれ、それぞれ自己紹介を行う
・順次、大場さんへ質問を投げ掛けながら課題に対するイメージを膨らませる
・課題解決のためにディスカッションをグループにて重ねる
・グループそれぞれの代表者が全体に解決方法を共有する

大場さんのこれまでの活動について

2018年10月より、ウガンダのプロサッカークラブSOLTILO Bright Stars FCのゼネラルマネージャーとして活動している大場さん。

もともとバスケットボールをやっていた大場さんは東日本大震災の災害ボランティアを経験された後、その経験を学校で報告した時にJICAで活動経験のある方と出会い、海外へボランティアに行くことを決めました。
その後、実際にモンゴルでバスケットボールの指導を行ったあと、日本に帰国したあとは国内事業を担当していました。現在勤めているSOLTILOのウガンダ法人の代表枠に空きが出たタイミングで、当時の大場さんはその適応能力や熱意を買われ代表に抜擢。現在の活動へと繋がっているそうです。

大場さんがウガンダ法人の代表就任に踏み切った理由は大きく3つ
・20代のうちに企業の代表をしてみたかった
・民間企業で働いて自分でお金を稼ぐ経験をしたかった
・アフリカで仕事がしたいと漠然と思っていた

これらの条件が合致し、就任を決めたそうです。

SOLTILO株式会社のウガンダ法人の取り組み

「サッカーを通して希望を与える」

サッカーが強いチームを目指すことはもちろん、その上で子どもたちがこのクラブに入ってプレーしたい、お金を稼いで家族を幸せにしたい、ウガンダをよりよい国にしたい。といった夢や希望溢れるクラブにしたいそうです。

クラブの現状・目標

クラブを運営する上で必要な予算はスポンサーシップ契約の他にも、グッズ販売、チケット料金、移籍金、放映権料などが存在します。

しかし現状、クラブの年間予算はスポンサーシップ契約金を柱として成り立っており、今後その柱を大きくしていかなければクラブの成長は難しいと大場さんは思っているそうです。

クラブの課題

現状パートナーシップには企業側に大きなメリットがなく、寄付金に近い形でお金をいただいている状態だそうです。

つまり、大場さんの熱意に共感してくれた方がクラブを存続させるためにサポートしている状態です。

大場さんはこのままの状況が続いた場合、継続可能なクラブ運営が出来ないことを危惧しています。
大場さんたちの活動に前例がないため、どういったメリットを企業さんに提供できるのか、企業さんと共に模索しながら話を進めているといいます。

ディスカッションのテーマは2つ

1:日本国内において、クラブの認知度が低い
-日本でファンやサポーターを増やすためには?応援したくなるクラブとは?

2:パートナー企業が少ない、新しいスポンサーを獲得するハードルが高い
-クラブの収入源である協賛金を増やすためには?企業側のメリットを生み出すためには?

短年でスポンサーを打ち切られない魅力あるクラブになるためには?

私たちは、クラブの理念や思い描いている将来を「カタチ」にしていくことで、応援されるクラブにしていきたいと考えました。

具体的には、様々な SNSを使い、ウガンダの選手の生活やトレーニング風景を通して、現地の文化そのものをリポートしてもらうことや、現在のクラブ運営を「同じコミュニティの一員」となって共に創り上げていくというものです。
また、企業にとって課題解決能力を養う社員教育の側面を提示することができるのではないか?という話まで展開されました。

ウガンダという国は世界で最も貧しい国の一つであり、私たちが住む日本の現状と比べると大きなギャップがあります。クラブの理念は「サッカーを通して希望を与える」こと。明日を生きるため日々生活を送っているウガンダの人たちがどのような日常を送っているのか、その上でサッカー選手としても活動していること自体にとても価値があることなのではないか、そのように感じ始めました。それは、サッカーが好きな同志へ、スポーツが好きな同志へ、また周囲で様々な形で関わっている人への「充実した生活」への投資なのではないでしょうか。

初めて触れる問題だからこそ、新しい発想が生まれる

他のグループからは企業スポンサーを集めるのではなく、個人のファンを増やしていくアイデアが挙げられました。選手や現地スタッフのパーソナルな部分に焦点を当てるような情報発信を行い、SNSから個人の認知を獲得し、共感者を増やすことで、企業や更なる個人スポンサーへと想いが伝播していくような段階的な方策が挙げられました。

またウガンダのチームとの交流を重要視するグループからは、企業の若手人材を育てられる環境を提供すること、さらに日本企業のサポートがどのように活かされているのか「見える化」することが大事なのではないか、そのためにもSNSの普及や相互交流を進めていくべきだという考えが挙げられました。
どのグループもそれぞれの経験から異なった視点でアイデアが飛び出している様子でした。

まとめ

大場さんは、ウガンダの選手を日本に連れてきてJクラブや社会人クラブにトライアウトを受けるといった人材交流を今後やらなければいけないといいます。

現状ではサッカーIQが足りていない選手だったとしても、日本で学び、自分のクラブに持ち帰ることでクラブの戦術理解向上に繋がるのであれば、強化の観点からしても素晴らしいと思います。

今回のディスカッションを通して、クラブの認知を高めつつ応援される魅力あるクラブにするためには、クラブ内部の活動をより日本中に向けて発信すること、それも文化や日常生活を背景に選手やスタッフをより身近に感じられるようなコンテンツを創り続けることが軸になりそうです。加えて、日本から遠く離れたアフリカ、ウガンダの地で草の根的なクラブを運営するプロセスを経験できることは、クラブにとっても協力してもらえる企業や個人にとっても魅力的なのではないでしょうか。

大場さんは一貫して「サッカーを通じて希望を与える」という理念に基づいた活動をしています。将来のサッカーを、そして将来のウガンダをより良くしていきたいと思う方は大場さんと共に協力して活動できるのではないかと思いました。

このイベントを通してクラブが実際に直面している課題について、年齢やバックグラウンドも違うさまざまな人と一緒に考えられたのは貴重な経験だったと思います。
最後は参加者全員でウガンダの「U」のマークで集合写真を撮りました。
参加者の皆さん、有意義な時間をありがとうございました。

今回実施したインターンシップはこちら!↓
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