北陸ポートサービス株式会社
北陸ポートサービス株式会社とは
当社は「ポートサービス」の名の通り、港関係の仕事から始まった会社です。港内で、船の清掃や整備を請け負う会社としてスタートしたことが社名の由来です。
当社の創業者である加治実は、一等航海士として世界の海を巡ったのち、当社を設立しました。
2代目である前社長は、船の清掃や整備のほか、港の外にも仕事の範囲を広げました。
港で培った技術を活かしていろいろな仕事に取り組み、地域から必要とされる仕事があれば、どんどん飛び込んでいきました。
私は当社に入社して仕事を一から学び、事業を進めていくなかで、社員やその家族、地域の人のために、もっと何ができるのだろうかと模索しました。このころ、次世代社会のキーワードとして、「エコロジー」「リサイクル」「バイオマス」などの言葉をよく目にしていました。
私は、これまで処分していた木の皮など、つまり「バイオマス」を活用していくことが、すべての人と地域がより豊かになるための貢献であることに気付きました。
さらに、地元・富山県の会社や工場、家庭から出た「バイオマス」をもとに商品を作り、地元のお店と協力して販売していくことが、地元・富山県の経済の活性化につながるのではないかと考えました。
そこで今では、木の皮や木くずなどの「バイオマス」から、植物を育てる ための土や堆肥を作ったり、発電したりする事業にも取り組んでいます。
このように「地元に根付いた企業が、地元の材料を使って、地元で作り、地元のお店が売って、地元の方が使う」という仕組みを「地域資源循環」といいます。この仕組みをまず富山県に定着させ、日本全体に広げていくことで、地域社会の発展を応援していきます。
実は、創業者の父、つまり私の曽祖父は、船で能登から木材を運ぶ仕事をしていました。
今、また木に関わる事業を手掛けていることに、不思議な縁を感じています。
私たちは当社のルーツであり、地域のニーズに応えるなかで広がっていった港関係の仕事「港湾運送関連事業」と、これからの地域社会の発展を支える「地域資源循環事業」を通じて、地元の会社やお店を応援し、ご家庭での暮らしをより豊かにし、子供たちが健やかに成長できるよう、これからもお役に立っていきます。
また、社員や家族の皆さま、お取引先様や地域の皆さまの誇りとなる企業を目指して、邁進していきます。
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会社概要
富山県富山市東岩瀬新川町380
富山県
1967年11月 設立
50人のメンバー
事業内容 ・通船、係留作業 ・船内清掃作業及び船舶装備作業 ・くん蒸業 ・自動車運送業 ・一般廃棄物及び産業廃棄物の処理 ・土壌改良材及び肥料の製造加工並びに販売 ・農産物の栽培加工並びに販売 ・古物売買並びにその委託販売 ・ガソリンスタンドの経営 ・土木建築工事請負業 ・富山県初の森林資源を有効活用したバイオマス発電事業