【株式会社日本クリーン・アップ】起業のきっかけは”チャーハンとラーメンを並べて食べたい”

藤森 潔
株式会社日本クリーン・アップ 代表取締役
座右の銘「継続は力なり」
1963年、東京都出身。日本大学経済学部を卒業後、新卒で商社に入社。サーフィンを趣味とする。

株式会社日本クリーン・アップとは

ーまずは会社の説明をお願いします。

弊社は、高圧洗浄で排水管の清掃をメインとして、建物の設備維持作業(ビルメンテナンス)を行っております。
ご自宅から、飲食店、ビルまで対応できます。

26歳で4,500万円の借金

ー藤森さんは創業者とのことですが、なぜ今のお仕事で起業されたのですか?

今の仕事まで紆余曲折ありまして。
当時は”エアタオル”が流行り始めた時期だったので、それを販売する事業で起業しました。しかし、エアタオルは1回売ったら5~7年はお金が入らない仕組みだったので、安定の収入がなく1年間で4,500万円の借金を作りました(笑)
その失敗から、”リピートされる仕事”と”自分ができる仕事”って何だろうと考えたときに、薬売りと清掃業を考えました。
トイレに置く芳香剤と尿石防除剤を扱いだし、同時に「トイレの掃除もしますよ」とリスタートしました。
トイレ掃除をしてると、たまに詰まってる時があり「この詰まり直せる?」と言われて「できます!」と返したのが今の排水管清掃の始まりです。

ー1年で4,500万ですか(笑) そもそもどうして起業しようと思ったのですか?

僕、身長が186cm、体重が91kgあるので、昔からよく食べる子でした。
でも家は裕福ではなかったので、あまりお腹は満足していませんでした。
そこでお金を稼いでいっぱいご飯を食べたい!と思ったんです。
小さい頃の夢は、チャーハンとラーメンを並べて食べたいでした(笑)

そのための選択肢は起業しかないと思い、会社に就職してから3年後には絶対に辞めようと決めてました。
採用面接のときも「僕は3年で辞めます」と伝えています。
そして、入社から3年後の26歳の時に脱サラし、仲間7人と一緒に起業をしました。

しかし、中々上手くいかず借金も膨らみ、仲間がどんどん離れていきました。
結果的に僕1人になりました。
当時は結婚1年目だったので怖かったですけど、3年以内に何とかなる!と思い、全力で働きました。
結果的に、借金を返すまでに7年かかっちゃいましたけどね。

起業して手に入れたもの

ーとても過酷な道のりですが、起業したからこそ得たものは何ですか?

今の時間を作れたのがとても大きいと思います。
僕はサーフィンがとても好きなので、今は海辺に引っ越しました。
ですので、好きな時に海に行けます。
他にもたくさんありますが、起業していなかったら今の幸せは違う形なのかなと思いますね。
僕は人生に全く後悔してないです!

ー やっててよかった!という瞬間はどんな時ですか?

マンションの個人宅を回るときもあるのですが、「あんたたちまた来てくれたの~!これで一年間安心して使えるわ~!」と、とてもにこやかなお顔で歓迎していただける時に感じますね。

水が流れるのって当たり前のことじゃないですか。
それが何の警告もなしに流れなくなると大きな不安を感じるので、解決した時は本当に喜んでいただけます。

仕事、社員に対する想い

ー会社の中で大事にしていることはありますか?

はい。3つあります。
①太陽があるときに働く(夜勤などはなし)
②お客さんに対しては誠心誠意仕事をして、ありがとうと言ってもらえる安心できるサービスを提供し続けること
③社内では皆平等、対等に接する
です。
今、社内は強い信頼関係で結ばれています。

社員に対しては、
こんな小さな会社に来てくれたのだから、どうせなら幸せになってほしい」と思っています。

ー”仕事”に対してどうお考えですか?

僕にとって仕事は、自分磨きや、自分に元気を与えるもの、自分を成長させるものだと思ってます。
なので自分が苦手としているところに飛び込んで、恥をかいてもいいから自分を成長させたいと思っています。
自分を成長させることで社員にいい影響を及ぼし、それが社会にいい影響を及ぼし、結果的にそれが会社に戻ってくると思っています。

今の学生さんも含め、年齢と共に自分にバリアを張ってしまう人が多いと思っていまして、そのままだと、変わらない自分が好きになってしまうような気がするんです。

自分のセーフティーゾーンの外側に行くことが大事です。
でもいきなり大きな挑戦とかではなく、自分に関係ない本を読むとかでもいいと思います。
そういうことを続けていると、目線が外に向く癖がつくと思います。


ー会社にはどんな人が来てほしいですか?

コツコツと真面目にできる人
これだけで大丈夫です。
世の中には、自分を成長させたい人と、別に成長したくないと考えてる人がいます。
もちろんですが、成長したくない人も人生を歩む権利がありますよね。
その人が”居る場所”も必要です。
だから僕はそういう人も喜んで受け入れています。

成長したくないと思っていても、真面目にコツコツ仕事をすることで自然に成長していくんです。
それが気付かぬうちに社会の役に立っていきます。
なので、その人がどんな人であれ、目の前のことに真摯に向き合える人なら大歓迎です。

好きな仕事は降ってこない

ー今、藤森さんは仕事がお好きだと思いますが、好きな仕事をどうやって見つければいいですか?

好きな仕事を探すことって、とても大変だと思います。
考え方の話ですが、好きな仕事を探すのではなく、目の前にあることを好きになるように理解していく、努力していくという姿勢が大事だと思います。

僕は、チャーハンとラーメンを並べて食べたかったので、「食べるためにはどうしたらいいんだろう」ってところがスタートだったんですね。
そのためには目の前にあることを好きにならなければ続けられなかったんです
実は、始めたときは高圧洗浄が好きではなかったのですが、今は大好きです。
僕は、環境に恵まれていたと思います!

ー最後に若者に対してメッセージをお願いします。

自分の人生1回だから、思ったことはやったほうがいいと思います。

頭で考える前に、目の前のことを一生懸命やると、やってみてひらけることはたくさんあります。
是非、色んな事に挑戦してみてください!


株式会社日本クリーン・アップ 代表取締役 藤森 潔
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