【富山データー機器サービス株式会社】父から継いだ会社を一流の中小企業に!

桑山 知子
富山データー機器サービス株式会社 代表取締役
座右の銘「泥中の君子花たれ」
1970年生まれ。大阪府出身。専門学校を卒業後、新卒でアパレルメーカーに就職。登山・ゴルフ・ドライブ・バラ・読書が趣味。

富山データー機器サービスとは

ー会社の説明をお願いします。

弊社は、“人づくりを基点に ICTのより良い環境づくり”を掲げ、富山県を中心に電気設備工事業とシステム管理を行っております。

強みは、施工から導入後の運用までワンストップサービスで行う点です。

※ICTとは、「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを指します。情報処理だけではなく、インターネットのような通信技術を利用した産業やサービスなどの総称です。テレワークはICT実現した働き方改革の1つです。

本当の“成長”とは

ー桑山社長が社員さんに対して、常に伝えていることはありますか?

経営理念に“人づくりを基点に”と入っているように、会社の中心は人であるということと、
健全な人間観・人生観・社会観・仕事観を大事にしようと言っています。

また、
「無知は壁を作るから、人との関わりや仕事を通して一緒に成長していきましょう」
とも言うようにしています。


ー採用の時に意識していることはありますか?

素直さの一択ですね。
無知なこと、できないことに対して素直になれる人と一緒に仕事をしたいです。

ー社員教育の部分で大事にしていることはありますか?

知識を行動に変えていくことです。
研修や本で得た知識を、実際に行動に変えて体験して腑に落とすということが本当の成長だと思っています。

会社を継ぐきっかけ

ー桑山社長はこれまでどんな人生を歩んできましたか?

富山県の高校を卒業して大学受験に差しかかった際、「目的がないのに大学に行ってどうするんだ」と思い、大阪にあるデザインの専門学校を志望して合格しました。

大学卒業後は中堅のアパレル会社に就職しましたが、当時はバブル崩壊後で、転職してキャリアを上げていくという時代だったので、3年でマンションメーカーに転職しました。
その会社は中国にも拠点があったので、中国と日本を行ったり来たりの生活でした。

その後は、結婚を機に仕事を辞めて富山県に帰り、富山データー機器サービス株式会社にパートとして入りました。

この会社は父が創業者で、自分はそんな父の2人姉妹の長女として生まれました。
社員さんの目もあり、気持ちのどこかに「継がなきゃいけないのかな」というのはありました。

でも男ばかりの会社だったので、正直継ぎたいとは思っていませんでした。

ー会社を継ごうと思ったきっかけはありますか?

新卒採用が始まったタイミングです。
自分は採用担当者だったのですが、学生さんと会話する中で、まったく会社について話せない自分に気づきました。
そこから会社のことを勉強するようになりました。

しかし、職人さんばかりの会社だったので「どうして何も知らない人間に教えなきゃいけないんだ」という雰囲気があり、人を採用したはいいものの、2ヵ月くらいでどんどん辞めていきました。

ある時、入社半年の男性社員に話があると言われました。
大体そういう時は辞めたいという話なんですけどね…
その子に対して私が言ったのは、「せっかく縁があってこの会社を選んだのだから、5年待ってほしい!5年で必ず変えるから!

その自分の言葉を機に、自分は会社を継ごうと決めました。
すぐに当時の社長(父親)にその旨を伝えに行き、半年後に社長になりました。

ちなみにその時の男性社員は今も大活躍しており、来年春に課長にあげようと思っています。

会社のこれから

ー失敗経験や挫折経験はありますか?

やっぱり社員が辞めていく時が一番つらいですね。
自分の至らなさや足りなさを突き付けられるような気がして…

でも基本的にポジティブなので、1日だけお酒を飲んで前を向きます(笑)
今、働いてくれている社員の幸せをとにかく考えますね。

ー会社で課題だと感じている部分はありますか?

固定概念があることです。
私たちの置かれている業界の常識は非常識だったりするので、それに気づけるような取り組みをしないといけないなと思っています。
社員の意識改革をしないといけません。

あと、会社の売上にも課題を感じていたのですが、最近ようやく方向性が定まりました。
会社の売上を、“稼働日数×稼働人数×単価”という方程式で見ているのですが、稼働日数は働き方改革でどんどん減っていく。
稼働人数は、労働人口の減少と共に減っていく。
だから単価を上げることでしか、今後売上を上げられないと気づきました。

しかし、既存の事業で単価を上げるのは難しいので、新規の事業に取り組んでいます。
現在、2つの事業を始めています。

ー今後会社をどうしていきたいですか?

一流の中小企業になろう”と決めています。
それは、働く社員が誇りをもって仕事をしていることと、増収増益をし続けているということです。
その状態に近づくために、“ICTのトータルサポート業になろう”と思っています。

地方の中小企業は意外とITに弱いんですね。
いまだにzoomを毛嫌いしているところもやっぱりあります。

でもそんなこと言ってたら時代に取り残されるので、そこを我々がサポートしていこうと決めています。

学生へのメッセージ

ー最後に学生へのメッセージをお願いします。

皆さんの人生は皆さんのものなので、大事に使ってください。

この先、色んな困難があると思うけど、どんなことも楽しんでほしい!
色んなことも素直に受け止めて乗り越えてほしいです!
頑張ってください。

富山データー機器サービス株式会社 代表取締役 桑山 知子
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会社情報

富山データー機器サービス株式会社
富山市八町5542
1988年02月 創立
12人のメンバー
076-435-5667

http://www.toyama-data.co.jp/