【株式会社フォーウェイ】就職浪人を経て、夢見た世界で起業

仲山洋平
株式会社フォーウェイ 代表取締役
座右の銘「型があるから型破り。型が無ければ、それは形無し。」
1988年3月21日、神奈川県出身。慶応義塾大学経済学部を卒業後、新卒で清水建設に入社。トンネル現場住み込みを経験し、幻冬舎グループへ転職。2020年9月に株式会社フォーウェイを創業。2021年10月にはグループ会社の出版社パノラボを設立。

就職浪人から起業までの道のり

ーー建設業界から出版業界に転身したきっかけはなんですか?
元々新卒の時に、出版業界での就職を希望していたんです。
でも、特に大手の出版社は採用試験がものすごく厳しくて、何万人も受けに来るのに10人くらいしか合格しないのが当たり前でした。
就職浪人までしたのに全然採用されなくて、焦っていたときになんとかご縁をいただいたのが清水建設だったんです。
大手で安定していて、優秀な人の多い良い会社でしたが、2年半くらい働いていると「大手にいては得られないような専門技術を身に付けたい」と思うようになりました。
組織にコントロールされる人生じゃなくて、自由に生きていけるような力を手に入れたかったんです。
そこで転職を決意し、出版業界につながる最後の可能性をかけて幻冬舎グループに応募したら合格したという経緯です。

ーー起業したきっかけはなんですか?
企業出版の編集者として仕事をする中で、夢をもった経営者さんとたくさん出会ったことです。
会社の未来について熱く語る姿と、自分の考え一つで多くの社員を動かすダイナミズムに魅力を感じました。

大事にしている「軸」

ーー大企業から転職するとき、周囲の目は気になりませんでしたか?
気にしなかったですね。
確かに、清水建設はほとんどの人が離職せず定年まで勤める会社なので、私が「辞める」と言ったときは「なぜ辞めるんだ」と驚かれました。社内でしばらく「仲山ショック」と騒がれていたらしいです(笑)
直接言われることはありませんでしたが、もしかしたら内心馬鹿にしていた同僚や先輩もいたかもしれませんね。
とはいえ、自分が正しいと思ってやっているんだったら、周囲からどう見られるかはあまり関係ないと思います。
私は普段どちらかというと人に気を遣ったり遠慮したりするほうですが、昔から自分で本気でやると決めたことは大胆にやりきっちゃうタイプなんです。
結局、最近では私と同じように大手で働き続けることに不安を感じて転職する人が増えたように思います。私はちょっと時流を先取りしたのかもしれませんね。

ーー仲山さん自身が大事にされていることはなんですか?
人生は修行」という思いです。
仕事のスキルを高めたり、知識を増やしたり、人間性を磨いたりと、自己成長自体が好きなんです。
今は経営者としてフォーウェイをもっと成長させて関係者を幸せにしていきたいという気持ちから、自分自身がもっと強く賢くならなきゃという気持ちがより強くなっています。
例えば、本を読んでインプットしたり、もっといいお話ができるようアウトプットの仕方について考えたり……今日のインタビューも、私にとってはひとつの練習のように学びになっています。
ドラゴンボールの孫悟空みたいなものかもしれません。彼は常に「もっと強くなる」こと自体を生き方の軸にして修行に励みますよね。
私もそういう人種なんだと思います。

ーー「これだけは絶対にしない」と決めていることはありますか?
主観ですが、善か悪かで考えて悪だと思うことはやらないようにしています。
具体的には、嘘をついたり、だまして利益をかすめ取ろうとしたりすることですね。
あと、一流の人がやっていないことはやらない、という判断基準も意識しています。
自分が尊敬する人のことを想像して、その人がやらなさそうなことは自分もしない。そう考えることで、人の道から外れた行いやカッコ悪い行動を避けられるように思うのです。

失敗や挫折を乗り越えて

ーー起業されてからぶつかった壁はありますか?
壁にぶつかってばかりです。
実績やブランドがない中でなかなか評価されなくて、取れそうな仕事を落としてしまうことは、毎日のようにあります。
一般的に思われる起業ほど計画通りに利益が上がるわけではないですし、頭の中で描いていた事業がうまくいかないこともあります。
新人経営者として、尊敬する経営者さん達に追いつこうと必死です。

ーー失敗や挫折に対する捉え方を教えてください。
私は基本的に、過去を全て肯定してしまうんですよ。
なぜかというと、過去は変えられないじゃないですか。
変えられないことについてああだこうだ考えるくらいなら、自分の努力で変えられることに意識を集中する方がいいと思っています。
「悔しいな」「なんで勝てないんだろう」と思うこともありますが、前向きに受け止めて分析して、成長するための「学習材料」にしちゃいますね。

ーー人生のターニングポイントはどこですか?
建設業界から出版業界に転職したときですね。
環境が変わったことと、自分の中で頑張る理由ができたことが大きいです。
お給料も含めて大手にいたときよりも大きな人間になれなかったら、この選択を間違えたことになるから、それは絶対に嫌だと思ったんです。
前職が大手だった分、転職による機会損失が大きいことははじめから分かっていたので、それを取り戻すためにやる気スイッチが入りました。

社員・会社・仕事に対する想い

ーー社員に対する想いはありますか?
私個人より、会社の夢についてきてくれたらいいなと思っています。
人に対する人の感情って変わりますから。私自身をすごく崇拝してくれる社員が仮にいたとしても、私は聖人君子ではないので期待を裏切ってしまうかもしれない。社員に嫌われるような言動もときにはするかもしれませんし。
でも会社が持つ夢は変わらないし絶対裏切られないですから、何よりもまず「フォーウェイを好き」と思ってほしいですね。

ーー仲山さんにとって会社とはなんですか?
例えるなら「人生を捧げるのにちょうどいい箱」でしょうか。
経営者なんて、ある意味会社に働かされているようなものだと思うんですよ。
そんな生き方を好んでやっているのが、社長という人種だと思います。

ーー仕事のどんなところが楽しいですか?
2つあると思っています。
1つめは、自己成長を成し遂げられるところです。
ハードワークを繰り返した先に、自分なりの仕事術が生まれてきます。そうして新しいステージでさらに学習できるのはとても楽しいですね。
2つめは、社会に価値を作り出せる手段であるところです。
せっかく生まれてきたんだから、何か世の中に価値を作り出したいじゃないですか。そのための手段として仕事は最適だと思います。

将来の夢

ーー会社としての目標を教えてください。
フォーウェイのミッションとして掲げているのは「コンテンツの総合商社」です。
お客様の多様なニーズに対して「コンテンツ」という軸足はぶらさず、いろいろなアプローチで応えられるような体制を作っていきたいですね。現状は書籍出版、Webサイト、動画という3軸がありますが、アニメや音楽など提供できるサービスを拡大していきたいです。

ーー社長としての目標はありますか?
大経営者になりたいですね。
今のメンバーはフォーウェイを大企業にするという夢を語って集まってくれたので、嘘をつくことになったらいけないですからね。妥協せずにしっかり規模拡大を目指していきたいです。

就職活動で悩んでいる学生へ

ーー就職活動に対する考え方を教えてください。
良くも悪くも「社会に出るエントリーの1社目」という以上には考えない方がいいと思います。
気負いすぎると就活は本当に辛いですからね。
現実的に第一志望の会社に入社できる確率はそれほど高くないでしょうし、望みのところに滑り込めたからといって、その後仕事成功できるとは限りません。
私の大学の知人で、超難関の選考をくぐり抜けて超人気企業に入社した人間がいるんですけど、数年後に会ったとき「希望どおりの配属になったんだけど現場でうまく活躍できなくて、広告の営業にまわされた」と嘆いていました。
仮に希望の会社に入れても、そういうことは珍しくありません。
逆に、希望と違う会社に入ったとしても、努力次第でいくらでも人生を好転させられる可能性はあると思います。
社会がどう変わっていくかもわからないですし、すべての出来事を前向きに捉えるのがいいと思います。

ーー最後に、一言メッセージをお願いします。
悩むことも多いとは思いますが、「今」は必ず「過去」になります。
どんな「今」でも、後から振り返ったときに過去は「経験」として身になります。
だから、潰れないでください。
立ち続ければ、すべてはいい経験です。

株式会社フォーウェイ 代表取締役 仲山洋平

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会社情報

株式会社フォーウェイ
渋⾕区鶯谷町3-1 SUビル2F
2020年09月 創立
1人のメンバー
03-6433-7585

https://forway.co.jp/